『悲しみの青春』(Il giardino dei Finzi-Contini)は、ジョルジョ・バッサーニの小説『フィンツィ・コンティーニ家の庭』を原作としたヴィットリオ・デ・シーカ監督による1970年のイタリア映画。出演はリノ・カポリッチオ、ドミニク・サンダ、ヘルムート・バーガーら。ベルリン国際映画祭金熊賞、第44回アカデミー賞外国語映画賞受賞。
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Il giardino dei Finzi-Contini (1970) / 悲しみの青春 のあらすじ
ファシズムとナチズムの急接近により、ユダヤ人の生活にさまざまな規制が加えられ始めた1930年代末期のイタリア。富裕と教養があり、洗練されたユダヤ人家庭フィンツィ・コンティーニ家の広大な庭に、数人の若い男女が集う。一家の兄妹アルベルト(ヘルムート・バーガー)とミコル(ドミニク・サンダ)が、テニスのトーナメント試合を企画したのだった。招待された若者の一人ジョルジョ(リー・カポリッキオ)もユダヤ人で、彼はミコルの幼なじみでもあった。ジョルジョはミコルに思いを寄せていたが、ミコルは彼のことを大切に思いながらも、恋人同士になることは拒絶する……。
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