『自転車泥棒』(じてんしゃどろぼう、原題: Ladri di Biciclette, 英題: The Bicycle Thief)は、1948年公開のイタリア映画である。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。
第二次世界大戦後のイタリアで作られたネオレアリズモ映画の1本で、ロベルト・ロッセリーニの『無防備都市』、ルキノ・ヴィスコンティの『揺れる大地』と並ぶネオレアリズモ映画の代表作である
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Ladri di biciclette (1948) / 自転車泥棒 のあらすじ
第2次世界大戦後のイタリアのローマが舞台。
アントニオ(ランベルト・マジョラーニ)は長い失業のすえ、ようやく映画のポスター貼りの仕事を得た。仕事に必要な自転車を質屋から請け出すために彼はシーツを質に入れた。六歳の息子ブルーノ(エンツォ・スタヨーラ)を自転車に乗せ、彼はポスターを貼ってまわった。 ところがちょっとしたすきに自転車が盗まれてしまった。自転車がなければまた失業だ。 アントニオは無駄とはわかっていても警察に行った。毎日何千台も盗まれている時だ、 警察は相手にしてくれない。こうしてアントニオ親子の自転車探しがはじまった。 ローマの朝早く、2人は古自転車の市場に行った。ここで泥棒らしき男に会うが、 証拠がない。その男と話していた乞食の跡をつけるが、乞食も逃げ出す。 途方にくれて女占い師を訪ねるが、もちろんなんの答えもでない。いらいらしてついブ ルーノにあたってしまう。偶然泥棒を発見したが、かえって仲間にやられそうになる。 ブルーノの機転で警官が来るが、肝心の自転車はなかった…。
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