Stanno tutti bene (1990) : みんな元気

イタリア全土に散らばる子供たちを訪ねて歩く老人の旅を描いたロード・ムーヴィー形式のヒューマン・コメディ。監督は「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ、脚本はトルナトーレと「霧の中の風景」のトニーノ・グエッラの共同、撮影はブラスコ・ジュラート、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はマルチェロ・マストロヤンニ、ミシェル・モルガンほか。

Stanno tutti bene (1990) : みんな元気のあらすじ

シチリア島に住む70歳のマッテオ・スクーロ(マルチェロ・マストロヤンニ)はイタリア中に散らばる自分の子供たちを訪ねて廻ることを思い立つ。
まずナポリのアルヴァーロの所に向かうが家はもぬけの殻で途方に暮れるマッテオの前に子供の頃のアルヴァーロの幻が現れる。不吉な思いを胸に議員秘書をしているカニオ(マリーノ・チェンナ)の住むローマを訪れたマッテオだが、スリに間違えられ逮捕された所を危うく娘のトスカ(ヴァレリア・カヴァーリ)に助けられる。女優とモデルの仕事で大成功しているというトスカの言葉を鵜呑みにしたマッテオは大喜びでフィレンツェのトスカの(実は借りものの)豪華な家に泊まり、今度はミラノで打楽器奏者をしているグリエルモ(ロベルト・ノービル)の所へ向かうが、そこで彼は息子の家族の間がうまく行っていないことを知ってしまう。最後にトリノで幸福な結婚をしているはずの娘ノルマ(ノルマ・マルテッリ)の家を訪れたマッテオはそこでついに自分が見せられた子供たちの現在の姿は全て嘘で取り繕ったものであることを悟る。そして全員集合を約束したローマのレストランに来たのは、カニオとグリエルモだけだった。マッテオは4人の子供たちが自分にアルヴァーロの自殺を隠していたことを知り、沈んだ思いでシチリアに帰るが、丘の上に眠る妻の墓には「みんな元気だったよ」と報告するのだった。

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