La leggenda del pianista sull’oceano (1999) : 海の上のピアニスト

豪華客船の上で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの一生を描いた感動作。アレッサンドロ・バリッコの同名戯曲(白水社刊)を、「明日を夢見て」のジュゼッペ・トルナトーレの監督・脚本で映画化。音楽は巨匠エンリオ・モリコーネとロジャー・ウォータース。美術はフランチェスコ・フリジェリ。衣裳は、マウリツィオ・ミネロッティ。特殊効果監修はデイヴィッド・ブッシュ。出演は、ティム・ロス、プルート・テイラー・ヴァンスほか。

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La leggenda del pianista sull’oceano (1999) : 海の上のピアニストのあらすじ

時は1900年。多くの移民たちをアメリカに運ぶ豪華客船ヴァージニアン号。黒人機関士ダニー(ビル・ナン)は、ダンス・ホールのピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つける。ダニーはその子を1900(=ナインティーン・ハンドレッド)と名付けた。ダニーが事故で死んだ後も、一度も船を下りず船底で育った。彼はある日、船内のダンスホールで音楽に魅了され、ピアノに向かい、ピアニストとしての天才的な才能を開花させた。

1927年にバンドのトランペッターとしてやってきたマックス(プルート・テイラー・ヴァンス)も彼の弾く美しい音楽に魅せられていった。あるレコード会社の男が彼の演奏をレコード録音するために乗船した。録音機を前にしぶしぶと弾き始めた彼は、ふと窓越しに美しい少女を見て、彼女を思うかってないほど感動的な音楽を奏でた。彼は彼女にレコードを渡そうとするが、ごったがえす群衆の渦に引き離されてしまう。その数年後、「いつか訪ねて来て……」と言い残した彼女に会うため、彼は船から下りる決心をする。盛大な見送りを受けるが、タラップの端まで降りたところで結局陸地には下りず、彼は船に逆戻りしてしまった……。

1946年。彼の思い出を語っていたマックスは、第二次大戦下で酷使され、老朽化したヴァージニアン号が沖で爆破されようとしていることを知り、港へ駆けつける。マックスは蓄音機と思い出のレコードを片手に、錆び付いたヴァージニアン号に乗り込むと、そこには彼の姿が。船を降りるよう説得するマックスだったが、彼は船とともに生涯の幕を閉じることを選んだ。港から爆破される船を見つめるマックスには、彼の奏でるメロディが聞こえてくるようだった。

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